冬に向かって次第に寒くなっていく秋は、天気が変わりやすく気温も不安定であるため、どんなものを着たらよいのかと悩む人もいるでしょう。
外出着だけでなく室内で着るルームウェアも、気候に合わせてちょうどいい具合に着られるものを選ぶのが難しくなります。では、この時期のルームウェアはどんなものを選べばよいのでしょうか。
この記事では、ルームウェアとパジャマの違いを解説した上で、秋に最適なルームウェアの選び方と、おすすめのアイテムを紹介します。
ルームウェアとパジャマの違いとは?
日本では室内着で一括りにすることが多いですが、ルームウェアとパジャマでは役割が異なります。
パジャマは日本語では寝巻き/寝間着という通り、寝るときに着るもの。
一方でルームウェアは寝る時以外のおうち時間を過ごすときに着るものです。
パジャマに最適なデザイン・素材
パジャマは寝る時に着るものなので、締め付けの少ないゆったりとしたデザインを選びましょう。
ウエストにゴムが入っているものだと安心です。
寝ている間は思った以上に汗をかいたり、布団と肌が擦れたりするので、放湿性の高い素材や肌に優しい素材が最適。
天然素材の中ではコットンやシルクのパジャマがそれらにあたります。
ルームウェアに最適なデザイン・素材
ルームウェアはご飯を作ったり掃除をしたり、日常的な家事の動作の妨げにならないデザインがおすすめです。
手を洗ったり体温を調節したり、腕をまくる作業が多くなるので、袖にゴムが入っていたりリブのものが良いでしょう。
また、日常的に長時間着るものなので、コットンやリネンなど自宅洗いしやすい素地がおすすめです。
秋に最適なルームウェアとは?
暑かった夏が終わり、心地よい気候になっていく秋。気温が毎日変動していくため、外出着だけでなく、ルームウェアも衣替えをする必要が出てきます。
冬に向かってどんどんと寒くなっていく時期ですが、まだ暑さを感じる日もあり、何を着ればよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
秋に着るべきルームウェアには、いくつか大切なポイントがあります。
体温調節がしやすいルームウェア
まず、気温が変わりやすい時期だからこそ、体温調節しやすいものを着るようにしましょう。
羽織ものを上手に活用したいのもこの時期です。昼間暑いのを我慢したまま服を着ていると、汗をかいて、夕方肌寒くなってから風邪を引いてしまうということもありえます。
羽織ものを1枚用意して、気温の変化に合わせて脱いだり着たりしながら、快適に過ごせるようにするのがポイントです。
袖丈、裾丈が選べる ルームウェア
暑さ寒さに上手に対応するためには、袖や裾の長さが違うルームウェアを用意しておくのもおすすめです。
暑い日には半袖・半ズボンを着て、少し涼しい日には上下どちらかを長いものに替えましょう。
そして、寒い日には長袖・長ズボンを着るというようにすれば、気候の変化に関わらず気持ちよく過ごすことができます。
秋色を感じさせる ルームウェア
秋はいろいろなファッションが楽しめる季節で、秋らしい色合いの素敵な服が出回ります。
おしゃれな人なら、外出着だけでなく、ルームウェアでも秋を感じるファッションを心がけましょう。
ボルドーやサンドベージュ、ターコイズやテラコッタなど、秋を象徴するような深く濃い色合いをルームウェアでも着て、秋の訪れを楽しんでみてはいかがでしょうか。
素材を楽しめる ルームウェア
冬になると、フリース素材や、もこもこした素材がたくさん出回るようになります。
肌触りで季節を感じる楽しさがあるので、秋には秋冬らしい素材のルームウェアを選ぶのもおすすめ。
ただし、秋はまだ日によっては暑さを感じることもあるので、厚着になってしまうと汗をかいてしまいます。
温かい素材は羽織ものなどに使うようにして、中にコットンなど通気性のよいものを着ておくと便利です。
秋に着たいルームウェアの選び方
季節の変わり目である秋には、気候に合わせてルームウェアを選ぶことが大切。
具体的にどんなものを選ぶとよいのか、いくつかおすすめの服を紹介します。
生地が厚すぎない長袖やロング丈ボトムス
秋は長袖の出番も増えてきます。ただし、まだ暑い日もあるので、冬に着るようなルームウェアでは汗をかいてしまうでしょう。
そこで、気をつけたいのが素材の厚さです。長袖やロング丈ボトムスを着るなら、厚手ではなく薄手のものを選ぶようにしましょう。
そうすれば、暑さを感じる日でも快適です。
生地が厚めの半袖やショート丈ボトムス
長袖やロング丈ボトムスの場合とは反対に、半袖やショート丈ボトムスを着る場合には、厚手のものを選ぶことをおすすめします。
いくら暑い日があるといっても、秋の暑さは夏の暑さとは異なります。
半袖やショート丈ボトムスでも夏に着るようなものでは、肌寒く感じることがあるかもしれません。
半袖やショート丈ボトムスを秋に着るなら、うっかり風邪を引くようなことがないよう、厚手の素材を選ぶようにしましょう。
さらっと着られるワンピースもおすすめ
暑かったり、寒かったりすると、場合によっては日に何回か着替えることもあります。
あまりきちんと着込むような服だと、脱いだり着たりが大変で面倒になってしまいます。
おすすめは、さらっと軽く着られるワンピース。すとんと頭からかぶれるタイプのものなら、楽に脱ぎ着ができます。
ワンピースは足元がスカートなので、短めの丈なら暑い日に涼しく着こなせて、長めの丈なら肌寒い日にはボトムスを下から穿けば、温かく過ごすことが可能。
秋にちょうど良い素材のワンピースを用意しておけば、心地よく過ごせるでしょう。
秋におすすめのルームウェア6選
上記のポイントを踏まえて、秋におすすめのルームウェアをご紹介します。中には冬にかけて着られるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介するのは、ラグジュアリーライフスタイルブランドFoo Tokyoのアイテム。
Foo Tokyoは、大人にふさわしい上質な素材を使用したルームウェアを数多く展開しています。
アイテムにはスビンコットンやシルク、カシミアなどの高級素材を使用。
大手百貨店での取り扱いやラグジュアリーオーベルジュの室内着にも採用されており、その着心地とデザイン性が評価されています。
スウェットなのに上品な印象が漂う「オーガニックコットン スウェットシャツ & スウェットパンツ」
肌寒くなってきた季節に着たくなるのがスウェット。カジュアルな印象のアイテムですが、Foo Tokyoでは着心地の良さと漂う品の良さにこだわりました。
自然で上品な光沢感が特徴的なコットン生地に使われているのは、スビンなどの希少な超長綿。
超長綿は繊維が長く、油分を多く含んでいるため、しっとり滑らかな肌触りの糸を作ることができます。
「アズマ編み機」という低速の編み機で編み上げることで、糸に余計な負担をかけずに、ふっくらとした触感の生地に仕上げています。
スウェットシャツとしては珍しい、襟付きデザインにすることで品のある雰囲気に格上げしてくれます。
シャツの両サイドにスリットを入れることで、デザイン性を持たせると同時に、腰回りの動きやすさも実現しました。
スウェットパンツの裾にはスリットを入れ、さらにボタンで留められる仕様に。気分に合わせてストレートパンツとしてもワイドパンツとしても活用できます。
人気モデルとのコラボ「コットンカシミヤパイル セット(プルオーバー×パンツ)」
10代の頃からファッション誌のモデルとして活躍し、女性の憧れの存在である鈴木えみ氏が手がけるブランド、Lautashi(ラウタシー)とのコラボレーションアイテム。
ふわふわの質感が特徴のコットンカシミヤを使用した、ストレスフリーのルームウェアです。
プルオーバーは首元が広めにデザインされており、ゆったりとしたサイジング。レギンスライクなパンツは脚にフィットしますが、とても柔らかい素材のため苦しさはありません。
首元には鈴木氏が愛娘と共同でデザインしたオリジナルロゴ刺繍が施されています。
カラーはピンク、グレー、ブラウンの3色展開。プルオーバーのセットのほかに、室内でヨガなどを楽しむ時にも最適なビスチェとのセットも。
さらに「親子が繋がりを感じる服」というテーマでのコラボレーションなので、キッズサイズのアイテムも展開されています。
ぜひ親子でリンクコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。
もっちりとした肌触りが心地よい「コットンカシミヤ ニットワンピース」
Foo Tokyoの「コットンカシミヤ ニットワンピース」は、秋から冬にかけておすすめの一着。
落ち着きと可愛らしさのあるデザインで、大人の女性におすすめのルームウェアです。
コットンをベースにした糸に上質なカシミヤを贅沢に織り込んでいるため、秋から冬にかけて、これ1枚あれば家の中で温かく過ごすことができます。
程よいボリューム感があり、体のラインを拾いにくいシルエットが特徴です。
裾にかけての生地のドレープ感が美しく、上品でドレッシーな印象に見せることができ、外出する際に着用してもおしゃれに着こなせるワンピースです。
羽織ものとして重宝する「シアーコットンロングカーディガン」
少し肌寒い時にさらりと羽織るのにちょうど良いロングカーディガン。
コットンにナイロンを混ぜた糸を使用しており、柔らかな質感とシワになりにくさを両立させています。
胸元には一輪の薔薇とFoo Tokyoのロゴが騙し絵になっている、オリジナルの刺繍を施しました。
Foo Tokyoにシルクパジャマの上から羽織ると、胸ポケットに薔薇が刺さっているように見えるという、小粋なデザインです。
シアーな素材感でとても軽く、シワになりにくいので旅先や機内の羽織ものとしてもおすすめ。
素肌が喜ぶ「シルクガウン」
よりリュクスな羽織ものとして、シルクでできたガウンはいかがでしょうか。
シルクはご存知の通り、蚕からできたて動物性の天然素材。
肌に近い成分でできているため、肌への負担が少なく、美容好きの方を中心に注目されています。
さらに、放湿性があるため汗をかいても快適で、暖房を入れた暖かい室内での対応調節に適しています。
カラーはシンプルなホワイト、ピンクベージュといった無地のものから、夢の世界を思わせるグラデーションが美しい柄まで、さまざまなアイテムがラインナップ。
室内を快適に、おしゃれに過ごすための羽織ものとして最適です。
お風呂上がりに使える「プレミアム レディースバスローブ ストライプパイル」
秋のルームウェアのプラスワンとして、バスローブも1枚あると便利。
Foo Tokyoの「プレミアム レディースバスローブ ストライプパイル」は、お風呂上がりに使う一枚。
とても吸水性がよく、お風呂上がりにさっと羽織るだけで水分を吸収してくれて、湯冷めを防いでくれます。
肌触りがよくて着心地のよい質感なので、リビングでもそのままリラックスして過ごせます。
特徴は生地の表地にシャーリング加工を加えていること。加工を加えることによっり、まるでベロアのような滑らかな質感が生まれました。
裏側にはパイル加工を施すことで吸水性を確保。デザインと機能性の両立を叶えたバスローブになっています。
丈感や袖丈を調整しており、女性でも無理なく着こなすことができるサイズ感に仕上げています。メンズサイズも展開されているので、お揃いで着るのもおすすめ。
気温に合わせて秋でもルームウェアの調節を!
本記事では、秋におすすめのルームウェアをご紹介してきました。
秋のルームウェアを選ぶときのポイントは、気温の変化に対応して快適に過ごせるものを選ぶことと、秋らしい素材や色合いのものを選ぶことなどが挙げられます。
秋は天候が不安定で、朝晩と昼間の気温差が大きい日も少なくありません。着るものを選ぶのに迷いがちな季節ですが、体温調節しやすいルームウェアを選ぶと気持ちよく過ごすことができます。
また、この季節に便利なのが羽織もの。羽織ものとしては、定番のカーディガンのほかに、ガウンもおすすめです。
ルームウェアにもこだわって、秋を快適かつおしゃれに過ごしましょう。