パジャマを選ぶときにどうやって選べばよいか迷ったりしないでしょうか。
自分で着るパジャマであれば、試着をしたりして気軽に選べるかもしれませんが、プレゼントやギフトとなると、そういった判断もできません。
この記事では、自分のパジャマを選ぶときはもちろん、ギフトでパジャマを贈るときにも参考になるパジャマの選び方についてまとめました。
パジャマの選び方、ギフトにおすすめのパジャマ、季節ごとのパジャマ、睡眠に適したパジャマに分けて詳しくご紹介します。
また、おすすめのシルクパジャマ、シルクシャツ、シルクパンツ、コットンパジャマもご紹介しますので、参考にしてみてください。
パジャマの選び方
ここではパジャマの選び方についてご紹介します。
肌触り
パジャマは寝る時に着るものなので、第一に着心地がよいものを選びましょう。
肌触りの良いパジャマは着心地が良いので、快眠へと導いてくれます。
綿やシルク素材のパジャマであれば、お肌が敏感な方でも、かゆみを引き起こす心配がありません。
リーズナブルで探すなら綿、ワンランク上のパジャマであれば、シルク素材がおすすめです。
体温調節がしやすい
質のよい睡眠をとるためには、寝る時に寒かったり、汗をかくほど暑くてはいけません。
春や秋の季節の変わり目や、夏にエアコンをつけて寝る時などは、体温調節のしやすいパジャマがよいでしょう。
体を動かしやすい
パイルやスムース、キルトニットなどは伸縮性のある素材なので、体を動かしやすいです。
質の良い睡眠には、寝返りがかかせません、寝返りを妨げるようなサイズの大きすぎるパジャマは避けましょう。
丈夫な生地
パジャマは毎日着るものなので、洗濯がかかせません、毎日洗っても傷みにくい生地がよいでしょう。
季節に合っている
パジャマの素材は、オールシーズン使えるものと、夏や冬に特化したものがあります。
季節に合った生地のパジャマを選びましょう。
Foo Tokyoのおすすめのパジャマをご紹介
現代ではとにかく何かやらなければならないという焦燥感を抱きがちですが、Foo Tokyoでは逆に何もしない時間を持つ大切さを見直したいと考えています。
そんな何もしない時間を、やすらぎの時間として味わうためのものづくりをしています。
それではFoo Tokyoのシルクパジャマ、シルクシャツ、シルクパンツ、コットンパジャマをご紹介します。
【セットアップ】シルクパジャマ チャコールグレー
1枚1枚丁寧に染め上げられたシルクパジャマです。
藍みを帯びた墨色、藍墨茶(あいすみちゃ)色は江戸中期に愛用された色です。
着る人の幸福を願う「縁起」の意が込められたパジャマを探している方におすすめです。
【セットアップ】シルクジャガードパジャマ ウォーターパターン
日本伝統の和柄「流水紋様」のシルクパジャマで、厄除けの願いが込められています。
厄除けの願いが込められているので、眠っている時間に、身に着けてほしい一着に仕上がっています。
上質な質感の丹後シルクのパジャマを探している方におすすめです。
【セットアップ】ロングカフス シルクシャツ&ストレートシルクパンツ
Foo Tokyoの定番シルク生地を使ったシルクシャツ、シルクパンツです。
リラックスウェアとしてだけでなく、外出に着用できるアイテムとしても重宝する一着です。
女性らしく上品な雰囲気の、シルクシャツ、シルクパンツを探している方におすすめです。
【セットアップ】コットンパジャマ
コットン58%、ウール26%、ポリエステル16%のコットンパジャマです。
ユニセックスアイテムなのでペアパジャマにもぴったりです。
特別な糸である、ビクトリアメリノウールのパジャマを探している方におすすめです。
【セットアップ】シルキーコットンパジャマ
「シルキーコットンパジャマ」はその名の通り、シルクのような手触りを誇るコットン100%のパジャマ。カラーはグレーとターコイズの2色展開。
一見ベーシックなスタイルですが、トップスのシャープな襟や光沢感のある生地で、外着のシャツのようなビジュアルのパジャマです。
生地にはとても細い「80番手」の繊維を使用しているため、目の詰まった滑らかな肌触り。
編み上がった生地に「シルケット加工」と呼ばれる加工を施すことで、コットンでありながらシルクのような肌触りと光沢感を実現しました。
繊維の素材には、カリフォルニアで栽培された希少なピマ綿を使用。繊維長が長いため、通常のコットンよりもコシがある生地に仕上がります。
洗濯機を使って自宅洗いができるので、デイリーにご着用いただけるのも嬉しいポイント。
【セットアップ】ロイヤルオーガニックコットン ダブルボタンパジャマ」
コットン100%のダブルボタンのコットンパジャマです。
大切な人に想いを届けるのに、多くの方にギフトとして選ばれています。
エレガントなシルエットのコットンパジャマを探している方におすすめです。
どんなときにパジャマのギフトを贈るのか
ギフトにおすすめのパジャマですが、相手によっては喜ばれないこともあります。
ここではプレゼントとしてパジャマが適するシーンと適さないシーンを考えてみましょう。
パジャマのプレゼントが適さない場合
普段からパジャマを使わない
様々なデザインのルームウェアが販売されているので、パジャマを普段から使用しない人にとっては、あまり喜ばれないこともあります。
入院中や病気の方の場合
入院・病気が長引くという意味に捉えられてしまう可能性があります。
好みのデザインではない場合
毎晩のように肌身離さず使用するアイテムなので、パジャマは贈り物としてはかなり個人的なものとなり得ます。
そのため、家族や恋人など親しい関係ではない人からパジャマをプレゼントされると、重たい印象を受けてしまう可能性があります。
パジャマのプレゼントが適する場合
毎日使用するので、実用的
Tシャツやスウェットで代用できるからか、自分ではなかなか新調しないパジャマなのでプレゼントに喜ばれます。
パートナーから両親までの老若男女問わず贈ると喜ばれるアイテムなので、プレゼント選びに困ったらパジャマを、という選択肢は大いにありです。
パートナーなら女性に人気のブランドやかわいいデザインのもの、両親などの目上の人には肌触りなどにこだわった素材のものがおすすめです。
パジャマのプレゼントには、体を大切にしてほしいという意味が含まれている
病気をしているわけでない方には、プレゼントとして最適です。
ちょっといいパジャマのプレゼントが喜ばれる
普段は自分では選ばない上質なパジャマは世代に関係なく喜ばれる傾向があります。
夏は「涼しく」冬は「あたたかい」快適なパジャマ
パジャマは1着あればいいというものではありません、洋服と同じく、季節ごとに変える必要があります。
ここでは、夏、冬、春と秋でのパジャマの選び方の違いをご紹介します。
夏のパジャマ
夏は軽めの素材が向いており、麻や絹は夏向きです、涼しくて軽い1重ガーゼや、べたつかず爽やかな麻素材などがあります。
ニットサッカーのパジャマはニットならではの柔らかな肌触りと伸縮性、さらにサッカー地で肌にべたつかず蒸れにくいです。
1重ガーゼは涼しく、肌触りがよいですが、伸縮性がありません。
麻は肌にべたつかず、蒸れにくいですが、伸縮性に欠け、チクチク感があります。
春、秋のパジャマ
シルクの天竺ニットは天然繊維の綿、麻の中でも特に吸放湿性に優れ、蒸れにくく、ニット素材なので、伸縮性も抜群です。
シルクはアラニンやグリシンといった18種類ものアミノ酸が結合したタンパク質由来の天然繊維です。
人間の皮膚と同じ弱酸性で、皮膚のタンパク質構造に近いので、皮膚への刺激が少ないです。
シルクは多孔質のため、夏は涼しく冬はあたたかく、温度調整をしてくれる素材なので、春秋が最適ですが、一年中快適に使用できます。
織物のシルクサテンと比べると、シルクニットの方が生地の傷つきやすさ、洗濯などの扱いやすさが、綿に近いと言われています。
冬のパジャマ
体の温度を逃がさない、裏起毛やキルトが冬向きの生地です。
冬用の暖かい素材は、生地が分厚くなりがちですが、生地が厚いと重たくなり、着心地や寝返りに影響します。
その点、裏起毛スウェットパジャマは、肌にぴったりで、保温力、肌触り、程よい厚み、伸縮性のバランスがいいです。
肌にぴったりでないと肌と生地の間に隙間ができ、寒さの原因になります。
また、オールコットンなので、蒸れずに中途覚醒も起こりにくいです。
着心地のよい、睡眠に適した暖かい素材のパジャマ
睡眠に適したパジャマの選び方をご紹介します。
睡眠に適したパジャマ
蒸れにくい天然繊維がベスト
蒸れの原因は、ヒトが睡眠中に肌から発する水蒸気としての汗です。
この汗をいかに吸収し、放出できるかが大切なのですが、ポリエステルなどの化学繊維はこの吸放湿性がほぼありません。
そのため、蒸れてしまい、不快感で中途覚醒の原因になります。
綿や麻、シルクなどの天然繊維、またレーヨンなどの指定外繊維は吸放湿性に優れているため、蒸れを感じにくく、中途覚醒を起こしにくいです。
ただ、布団などの寝具が暑すぎたり、室内温度や湿度が適正でないと、天然繊維の効果が発揮されません。
適度な保温性
冬場は、睡眠中に冷えを感じると尿意で中途覚醒を起こしやすいです。
夏場はクーラーを入れて寝るほうがよいですが、冷えすぎないようにパジャマで調整することが大切です。
半袖よりも七分袖や長袖にして工夫しましょう。
ゆったりしたサイズ感
ジャストサイズだと、締め付け感により血の循環が妨げられて、リラックス感を得にくいです。
睡眠中に体をほぐすために無意識的に20回前後、寝返りを打ちますが、ジャストサイズだと寝返りの際に生地が引っ張られて、寝返りを打つたびに体に圧力がかかり、ストレスで中途覚醒を起こしやすくなります。
伸縮性のあるニット素材
パジャマの素材は織物と編み物の2つに分けることができ、織物と編み物の大きな違いは織物には伸縮性がなく、編み物には伸縮性があることです。
織物はガーゼやサテンなどで、編み物はスウェット地やスムースニットなどです。
伸縮性があることで、寝返りしやすくなり、中途覚醒が起こりにくくなります。
寝返りには、ニットなどの編み物が適していますが、ガーゼ地などの織物でもゆったりしたサイズ感にすればよいでしょう。
最適なパジャマを選びましょう
肌触り、体温調節のしやすさ、体の動かしやすさ、丈夫な生地、季節に合っているかどうかなどを参考にして選ぶとよいことをご紹介しました。
パジャマをプレゼントした相手に、喜ばれるかどうかは相手によって違うことがわかりました。
季節によるパジャマの生地の選び方では、シルクが優れていること、睡眠に適したパジャマの特徴の中では、天然繊維のパジャマをおすすめしました。
この記事を参考にして、ご自身のパジャマやプレゼントするパジャマを選んでみてください。