寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまう、一晩寝ても疲れが取れず体がだるいなど、睡眠に関する悩みを抱えている人は少なくありません。
Foo Tokyoでもこれまで様々な快眠テクニックや、良質な睡眠へと導くアイテムをご紹介してきましたが、本日は睡眠の質に大きな影響を及ぼす「枕」にスポットライトを当てていきたいと思います。
- 理想の枕って、どんな枕?
まず初めに、「これを買えば間違いない!」という枕は存在しません。誰かにとっての最高の枕も、自分にとっての最高の枕であるとは言えないのが、枕選びの難しさです。
良質な睡眠をサポートする相棒となる枕を選ぶ上で大切なのは、自分の体に合ったものを選ぶこと。体型や首の形、好みに合わせた理想の枕を見つけていきましょう。
- 枕選びのポイント1. 立ったままの自然な姿勢をキープできる高さ
高いほうが好き、低いほうが好きなど、それぞれに慣れ親しんだ好みの高さがあるかと思いますが、枕の高さ選びは好みよりも、体型に合ったものを選ぶと良いでしょう。
理想的なのは、寝たときに立った状態の姿勢をそのままキープできる状態です。その際、頭とベッドの隙間を埋めて、首・肩・後頭部をしっかり支えてくれるのが、自分に合った枕です。
- 枕選びのポイント2. 硬さは好みで選んでOK
綿や羽毛、ビーズ、低反発素材など、枕には様々な種類・硬さのものが存在します。素材や硬さに関しては、自分が一番快適と感じる好みのものを選ぶと良いでしょう。
ただし、吸湿性、放湿性が低い素材は、汗をかきやすい寝ている間の熱がこもりやすく、睡眠を阻害する要因となってしまうことがあるので要注意。枕には、汗を吸って発散してくれるものが適しています。
枕に被せるピローケースに、吸湿性、放湿性に優れたコットンやシルク素材を用いることも有効です。
- 枕選びのポイント3. 寝返りが自由に打てる幅のもの、目安は頭3つ分
人は寝ている間に、約20回も寝返りを打ちます。そのため枕には、自由に寝返りが打てる横幅が必要となります。頭を横に回転させても枕から落ちないかどうかは、枕を選ぶときには必ず確認しましょう。目安は、頭3つ分です。
- 寝具専門店などで、実際に試しながら選ぶことで失敗なし
自分に合う枕選びは、店頭に足を運ぶのがおすすめです。百貨店等にある枕や寝具の専門店の多くは、実際の使い心地を試しながら自分に合う枕を選ぶことができるほか、店頭スタッフがあなたに合った枕選びをサポートしてくれます。
睡眠の悩みをお持ちの方は、この機会に枕を見直してみてはいかがでしょうか。