厳しい暑さが続くと、少しでも涼しい環境を求めて、冷房の温度を極端に下げたり、体を冷やす物ばかり食べてしまいがちですが、実はそんな何気ない行動が、自律神経の乱れ、ひいては不調の元になってしまうことをご存知ですか?
そうは言っても、熱中症にならないような工夫も必要で、暑さが厳しくなるにつれて難しくなる体調管理。
本日はそんな厳しい夏を元気に過ごすための工夫を一つご紹介します。
- 冷房設定温度は26〜28度+冷やしタオルの活用
まずはじめに、室内の冷房設定温度ですが、26度〜28度を一つの目安にすると良いでしょう。室内に温度計がある場合には、設定温度と室内温度がある程度一致していることを確認してください。
暑いところから室内に入ると、もっと温度を下げたいと感じるかも知れませんが、そこはグッと我慢。冷房の効いた室内と、暑い室外の温度差の大きい場所を行き来していると、体が適応できず、自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなります。
結果として、体がだるさを感じたり、食欲不振といった、いわゆる”夏バテ”の症状に繋がってしまうのです。
冷房を設定しても暑さを感じるときには、冷えたタオルで首筋を冷やすのがおすすめ。頸動脈(喉の左右に流れる太い血管)を冷やすことで、熱のこもった体を効率よく冷ますことができます。
- 冷んやり気持ちいい”冷やしタオル”の作り方
step1. タオルを濡らす
まずはタオルをしっかりと濡らし、水が滴らない程度まで軽く絞ります。このとき、強く絞りすぎず、少し水分を残した方が、冷たさを感じやすくなります。
step2. タオルをたたみ、清潔なビニール袋に入れる
タオルの端2つを内側に折り込み、折っていない片方の角からくるくると丸めていきます。その後、清潔なビニール袋に入れてください。ぬるくなったタオルは交換できるように、複数枚用意しておくと便利です。
step3. 冷蔵庫、または冷凍庫に入れて冷やす
ビニール袋に入れたタオルを、冷蔵庫、または冷凍庫に入れて冷やします。
夜寝る前に準備しておくことで、翌朝には冷やしタオルが完成しています。もし、冷凍タオルを職場等に持っていきたい場合には、保冷バッグに入れて持っていくと、冷たさが長持ちしますよ。
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- 一手間プラスでリフレッシュ。香り付きタオルを作ろう
先ほどご紹介した冷やしタオルの作り方に一手間プラスすることで、癒しを感じるアロマタオルを作ることができます。
タオルを濡らす際に、タライ等に溜めた水に数滴、アロマオイルを垂らし、そこにタオルを浸すだけ。あっという間に、香りを纏った冷やしタオルが完成し、暑い日中にもまるでエステにきたかのような安らぎを感じることができますよ。
注意※アロマオイルが付着したタオルを乾燥機にかけると、タオルに残ったオイルが酸化し、自然発火の原因となる場合があります。アロマタオルは洗濯後、自然乾燥させてください。
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