お正月には知人や親戚に招かれて、挨拶周りに伺うこともあるでしょう。そういった時の手土産は何を持っていけばいいか、毎年悩まれる方も多いと思います。
年始の挨拶は、「年が明けたことへの慶び」というお祝いごとという意味も含まれているので、せっかくならば贈り物にもこだわりたいですよね。
この記事では、お年始とお年賀の違いや、新年のご挨拶として持って行くのに適したギフトについて紹介します。
お年始のギフト選びのポイント
お年始の定番・NG
お年始とは「新年を慶ぶ」ことであり、お祝いの一つなので、”いみ(忌)”とされることはもちろんNGです。
喪中の方へお年始代わりの贈り物をしたい場合は”寒中見舞い”として松の内(1月1日~7日)から立春(2月4日頃)までに贈るのがベストです。
その際は熨斗などをかけず、表書きを「ご挨拶」として持参すると良いでしょう。
贈る相手との関係性を考える
自分・配偶者の実家や親戚、仲人さんなど、古くからのお付き合いで、いつもお世話になっているのならば値段を気にせず贈るのも良いですが、
あまりにも高額過ぎるものを贈ってしまうと、贈られた相手が困惑してしまうため、気遣いも必要でしょう。
受け取る側との親睦を深める
受け取る相手が、『何を贈れば喜ぶだろう』と想像しながら選んであげると、プレゼントの価値がぐっと上がり、相手に喜ばれ、親睦が深まります。
品物だけでなく、真心ごとプレゼントするつもりで、贈りものを選んであげましょう。
Foo Tokyoから選ぶ、お年賀に最適なアイテム5選
Foo Tokyoのブランドコンセプトは「ただいま」から「いってきます」の間の時間(おうち時間)を安らぎに変え、「ふぅ」と心地よく息がつけるような空間を作り出す、ということにこだわっています。
特にお年始の定番である今治タオルは、材料の綿を育てる土地からこだわり、職人が1枚1枚丁寧に織っていて、ギフトとしても大変人気です。
また、岐阜・美濃焼の職人が手作業で製作したインテリアライクシリーズも人気のお品です。
せっかくギフトを贈るなら、貰い手が心地よく、幸せなおうち時間を過ごせるような、上質なものをプレゼントしたいですね。
FOO Tokyo バスオイル 1個入りギフトセット (DREAMING AROMA)]
DREAMING AROMAはFoo Tokyoオリジナルのバスオイルです。
トップノートにベルガモットやレモンのフレッシュな香り、ミドル~ラストにはダージリンティーやフレッシュハーブグリーンが残る、爽やかで優雅な香りで、バスタイムのひと時を夢の中にいるように彩ってくれます。
バスタイムを重視する方や、アロマ好きの方に贈ると喜ばれるでしょう。
【お徳用】オーガニックコットン ミニハンドタオル 5セット(20%オフ)
こだわりのコットンを使用した、シンプルな白いハンドタオルのお得な5枚セットです。
インドで手摘みされたオーガニックコットンは高級糸となり、今治で織り込まれて”Fooタオル”は誕生します。ふわふわとやわらかなタオル地で手を拭くと、外出先でも束の間の安らぎを得られることでしょう。
タオル類には注文の時点で熨斗をつけることができるので、お年賀に最適です。
オーガニックコットン フェイスタオル2枚入りギフトセット
Foo Tokyoのこだわりが詰まったフェイスタオルの2枚セットです。
Foo Tokyoのタオルのカラーはホワイト、チャコールグレー、ピンクの三種類。この色味は岐阜県本巣市にある、日本5大桜の”薄墨桜”からヒントを得ました。
薄墨桜は蕾の時にはピンクで、満開に近づいていく度にホワイトへ変わり、散りぎわには薄墨色へと変化をしていきます。
淡墨桜と同じように、Foo Tokyoのタオルも、時の移ろいと共に使用感が変わっていきます。一度使ったら手放せないくらい、ふわふわなタオルを日常使いできる幸せをプレゼントしましょう。
インテリアライクティーカップ2個入りセット
Foo Tokyoのホームデコレーションシリーズは、岐阜県・美濃焼の窯元の職人が、ひとつひとつ手作業で製作しているので、1つ1つのカップに個性があり、工業製品では感じられない温かみを感じることができます。
Foo Tokyoオリジナル、繊細で美しい”インテリアライク柄”の色味はホワイトとグレーの2種類あり、贈る方の好みのインテリアに合わせて贈るとより、喜ばれるでしょう。
インテリアライク ティーポット
上に紹介したティーカップと同じように、美濃焼の職人が手作業で製作し、”インテリアライク柄”が施されたポットです。
”インテリアライク柄”とは、古代ギリシャ時代から愛され続け、日本でも”唐草模様”のモチーフとなった”アカンサス模様”を取り入れ、幸福を象徴する鳥を織り交ぜた、Foo Tokyoオリジナルのデザインです。
お部屋の明るさや、日の当たり具合で模様の見え方が変わる、ディティールの美しさを楽しめるポットです。
お年始の基本的なマナー
お年始とお年賀の違い
お年始とお年賀、よく混同されがちなのですが、意味は微妙に違います。
『お年始』は年始に新年を祝い、特別な人(特に目上の方の場合が多いです)のところに挨拶に行くことで、『お年賀』は年始の挨拶であるお年始に持参する贈り物、手土産のことを言います。
お年始は、目下の者が目上の方を訪問するのが基本です。
お年始の歴史
”お年始”のはじまりは、農村部で行われていた正月の行事に由来します。当時は”年賀”と呼ばれ、分家が本家に集まる習慣でした。
それが江戸時代には形を変え、商人が手土産を持って得意先を挨拶周りに出かける習慣が生まれました。
現代では得意先に限らず、親戚、知人、上司のお宅を訪問することを”お年始”と呼ぶようになりました。
適切なタイミング・服装・熨斗
本来であれば1月1日~1月3日までの間にご挨拶に行くのがベストですが、なにかと都合がつかない場合は『松の内』と呼ばれる1月1日~1月7日までの間に贈るとよいでしょう。
関西地方では1月1日~15日までとされていますが、他の地域では松の内といえば、1日~7日までの間と覚えておいてください。
また、お年賀には熨斗をつけるのがマナーです。熨斗紙は5本または7本の、紅白蝶結びのお祝い用デザインを選び、「御年賀」または「御年始」と表書きしましょう。
金額の目安
お年始の一般的な相場の金額は3000円から5000円程度ですが、普段の相手との関係性によっても変わってきます。金額よりも相手の好みに合わせて、喜んでもらえるプレゼントをチョイスしたいですね。
お年始のNG行為
お年始は基本的に郵送はNGです。お歳暮やお中元とは違って、郵送するべきものではありません。
ただし、特別な事情があって郵送する場合は、お店から直接送るのではなく、自宅に一度持ち帰って郵送すべきでしょう。
また、お年始はあくまでもお祝いごとの一つなので、喪中の方へのお年始は控えるべきです。
贈る相手との関係性別、おすすめギフト
自分・配偶者の実家
好みや生活スタイルが最もわかりやすいのが自分や配偶者の実家です。生活スタイルに合わせて、両親や兄弟を労わるような品物を贈ると喜ばれるでしょう。上質なパジャマやピローケースなどは人を選ばず、喜ばれるものです。
親戚
小さい時から良くしてくれている親戚に感謝とお祝いを込めた贈り物をしたい場合、普段の気疲れを癒すことを考えると良いでしょう。おすすめはガウンやアイマスクなど、上質なものを贈ってあげるとそれが相手の安らぎに繋がります。
上司
付き合いの長い上司であれば相手の好みもわかっていますが、上司の配偶者やお子さんにも気を配ってあげると質の高いプレゼントができると思います。ティーポットやカップ、タオルなどですが、上司の奥様やお嬢様向けにはバスオイルやヘアアクセサリーなども喜ばれるでしょう。
取引先
いつもお世話になっているお取引先様へのご挨拶も大事なイベントです。例えば商談中の雑談などで、事前に好みをさりげなくリサーチしておくことも重要です。例えばお年始の贈り物で定番はタオルですが、同じタオルを贈るのでも、自分たちでは買わないような少しリッチなタオルを贈ってあげるとより喜ばれるでしょう。
お年始について、理解を深めて上質な贈り物をしましょう
この記事では、お年始・お年賀の意味やNG行為、贈る相手別のおすすめギフトをご紹介しました。
お年始は伝統的な挨拶周りですが、贈り物は型に囚われず贈られる相手が喜ぶことや役に立つことを第一に考えて、相手に気負わせないくらいの価格帯でチョイスするべきです。
年明けという慶びの時にふさわしく、贈る相手も幸せな気分にできるような贈り物を選んでプレゼントしましょう。