"道具"から"愛着を感じる暮らしのパートナー"へ
自分が心から「良いな」とか、「好きだな」と感じるモノを、大切にお手入れしながら使っていると、それはただの“道具”から“愛着を感じる暮らしのパートナー”に変化していきます。
もしあなたが、Foo Tokyoのアイテムを手にとり、気に入ってくださったなら、モノとしての寿命が尽きるまで、大切にご愛用いただければ幸いです。
モノは使い込めば使い込むほど年を取り、その姿は変化していきます。
しかし、ただ「古くなった」と感じるのか、「年を重ねて味わい深くなった」と感じるかは、持ち主の感じ方次第。
後者のように感じることができれば、モノとの関係は年月を重ねるごとに深まり、暮らしの満足度は高まっていきます。
そのような理想的なモノとの付き合いには、「手間をかけてあげること」も大切な要素の一つです。
休日の午前中など、ゆったりとおうちで過ごせる時間に、シルクやニットを丁寧に手洗いしたり、革製品を磨いてみるなど、愛用品に直接触れて、お手入れしながら向き合う時間もまた、その機能や性能を享受する時間と同じくらい、モノとの関係を深める大切な時間なのではないでしょうか。
そのように大切に手間をかけて愛用していくと、物は美しく年を取りながら暮らしに馴染み、いつの間にかあなただけの、唯一無二のパートナーへと変化していきます。
モノを“消費する”のではなく、共に時間を過ごしながら“味わう”ことで得られる心の充足感は、大量のモノに溢れた現代において、心が満たされるために必要なものは何なのかを、私たちに教えてくれます。
日本人が古くから大切にしてきた、「モノには魂が宿る」という価値観。
大量消費社会で忘れかけていたこの言葉の意味を、私たちの製品とあなただけの関係の中から、今一度感じていただければ幸いです。