日本が世界に誇る熟練の職人による"極み"の一着
2022年9月某日、私たちは岐阜県に工場を構える縫製加工工場を訪ねました。
そこでは、Foo Tokyoのシルクパジャマを始めとした数々のパジャマ・ルームウェアアイテムが縫製されています。
美しい自然に囲まれた岐阜県は、Foo Tokyoの代表である桑原の生まれ育った故郷であり、ブランドとも縁のある地。
本日はそこで働く、数々のトップメゾンを支えてきた熟練の職人たちが語った、製品づくりにかける想いやこだわりをご紹介いたします。
- 戦後の日本、受け継がれてきた熟練の縫製技術
Foo Tokyoが縫製を依頼している工場は、1950年に名古屋で創業(現在は岐阜へ)しました。
現在会社を経営する清水さんは3代目の社長であり、自身も高い技術を持つ熟練の職人です。
戦後から現在に至るまで、長い年月をかけて培われてきた技術力と、他とは一線を画す高い品質基準によって、多くのトップメゾンブランドから絶大な信頼を得ています。
自身も熟練の縫製職人である社長の清水さん
工場内の様子
- 困難な依頼も、まずはやってみる。そうして培われた確かな信頼
熟練の技術と高い品質基準の他にも、信頼を集める理由があります。
それは、どんな困難な依頼も、”まずはやってみる”という、チャレンジ精神です。
「難しい要望であっても、技術的な理由で断りたくない」と、社長の清水さんは語ります。
困難な要望を受けるだけではなく、確かな技術と試行錯誤によって、それを実現してきたのです。
シルクの縫製も、その難しい要望の一つ。
繊細で柔らかなシルクを美しく縫い上げることは容易ではありません。
多くの工場がシルクの縫製・加工を断る中、Foo Tokyo創業当初より現在に至るまで、その確かな技術力で高品質なシルクパジャマを制作し、ブランドを支え続けてくれています。
高度な技術を要する細やかな縫製
美しく仕上がった5色のシルクパジャマ
- 高い品質は“当たり前”。それを愚直にやり続ける、ただそれだけ。
他社工場と比べて高い品質基準。彼らはその基準を”当たり前”と表現します。
一切の妥協をせず、うまくいかなければ何度でもやり直すというものづくりに対するプロ意識の根底には、常に商品を手にするお客様への意識があると言います。
縫製工場にとってのクライアントは私たちのようなブランドですが、職人たちの目線の先には常に、商品を手にするお客様の姿があります。
「お客さんに悪いものを届けたくない」という想いが強いからこそ、高い品質基準を当たり前のものとし、愚直にものづくりに向き合い続けているのです。
このような真面目さこそ、日本が誇るものづくりのクオリティなのではないでしょうか。
インタビューを受けてくださった清水社長
工場内を案内してくださった清水社長のご子息
- 日本が誇るものづくりを世界へ
Foo Tokyoは、2022年11月17日よりにグローバルストアをリリースし、200ヵ国以上の国と地域に向けての販売を開始いたしました。
また現在、台湾でのフラッグシップショップのオープンに向けて準備を進めております。
一人でも多くの方に、「ふぅ」と自然に息を吐きリラックスできる瞬間を届けたい。そんなわたしたちの夢と、職人たちの想いをのせて、日本が誇るものづくりの技術が詰まった極みの一着は海を越えます。
私たちはこれからも、日本の熟練の職人たちと力を合わせて、一切の妥協なく、皆様に最高に心地よいおうち時間のお供となるような製品をお届けして参ります。
今後ともFoo Tokyoを何卒よろしくお願いいたします。
Foo Tokyoクリエイションチームと、工場で働く縫製職人の皆様
- SILK PAJAMAS -
シルクパジャマを既にお持ちの方は、ぜひ裏面の縫い目まで注目してみてください。
シルクパジャマは、布の端を隠す “袋縫い” を採用しており、布の端が肌に触れることなくストレスを与えないため、どこに触れても滑らかで、素肌に吸い付くような着心地を実現しています。
柔らかく繊細な生地であるシルクは、こうした細かな縫製にも高度な技術が求められます。それを実現しているのが、優れた縫製職人たちの技術なのです。