「宝石の綿」と呼ばれる希少なコットン"スビン"の魅力

まるでカシミヤやシルクのように、しっとりと滑らかな肌触りが特徴のスビンコットン。Foo Tokyoでもスビンを使用したルームウェアは、発売当初より大変ご好評をいただいております。

全世界の年間綿花生産量が約2600万トンであるのに対して、スビンコットンは、そのうちわずか200トンしか生産されていない、非常に希少な綿花です。

多くの人に愛される質の高い綿花であるにも関わらず、なぜこれほどまでに生産量が少ないのか。それは、スビンの生産期間と生育環境に秘密があります。


- 長い時間をかけて育つことで、細く長く丈夫な繊維となる

スビンコットンは、一般的な綿花に比べて生育期間が長いことで、細く長く丈夫な繊維として育ちます。

一方で、収穫までに時間がかかるということは、災害に見舞われるリスクも高くなるということ。せっかく素晴らしい綿花が育っても、収穫前に全てダメになってしまう場合もあるため、生産者にとって多くのスビンコットンを育てることはとても難しいことなのです。


- スビンコットンの厳しすぎる生育環境

スビンコットンは、ある程度の高原で、山から降りてくる清涼な風があり、夏は暑くて水が豊富な場所となると、南インドの一部地域でしか育てることができません。

またインドは昨今の気候変動の影響で、大干ばつやサイクロンなどが年に数回必ず発生するという状況のため、時期によっては根こそぎダメになってしまうこともありますし、長雨と洪水で綿花が育たなくなってしまうことも少なくはありません。

そのような状況の中でも、なんとかこの魅力的な綿花を残していこうと、インドの綿花農家の方々は生産を続けてくださっています。


- 別名「宝石の綿」と呼ばれるスビンコットンの魅力

その希少性と質の高さから、スビンは別名「宝石の綿」と呼ばれています。

スビンの特徴としてまず挙げられるのは、そのしっとりとした独特な肌触り。油脂分が豊富なため、コットンであるにも関わらず、シルクのような光沢感や、カシミヤのように滑らかな肌触りを持ち合わせています。

また、世界で最も細い超長綿でありながら、その繊維はとても丈夫で、耐久性にも優れています。


- スビンを使用した極上のルームウェア

Foo Tokyoのスビンコットンルームウェアは、手掴みによって丁寧に収穫されたスビンを贅沢に使用し、その魅力を存分に生かした滑らかな着心地が特徴です。

熟練のパタンナーが細部のシルエットや仕様にこだわり、世界トップレベルの縫製技術を持つ国内工場で縫製されています。

最高の一着を世に送り出したいという、生産者一人一人の想いが結集して生み出された極上のルームウェアが、皆様の日常に最高のやすらぎをもたらすことを願っています。


※希少な綿花を使用しているため大量生産が難しく、一部アイテムが既に完売となっている他、在庫がある商品も品薄状態が続いております。購入をご検討の方はお早めにご注文ください。

一度纏えばやみつきになる
スビンを贅沢に使ったルームウェア