寝る時に適した服装は?ルームウェアとパジャマを分けるべき理由

寝る時の服装についてこだわりはありますか?何だか寝苦しいなと感じたり、仕事を頑張って帰宅した後にぐっすり眠ろうとしてもなかなか寝付けないなど、睡眠の悩みを抱えている女性は少なくありません。

ぐっすり眠れないのは、寝る時の服装が関係していることもあります。寝る時に適した服装でないとしっかりと睡眠を取ることができないのです。

ここでは、ルームウェアとパジャマを分けた方が良い理由とどのようなパジャマが睡眠に適しているのかを解説していきます。熟睡することで毎日の睡眠が楽しくなるかもしれません。是非ともこの記事を参考にして寝るときに適した服装で睡眠を取ってみてください。

寝る時の服装について…ルームウェアとパジャマそれぞれの特徴は?

寝る時の服装として、ルームウェアとパジャマを兼用し、寝る時にもルームウェアを着ているという方も多いのではないでしょうか。しかし、しっかりと睡眠を取るためには、ルームウェアとパジャマは分けた方がよいと考えられています。こちらの項では、ルームウェアとパジャマの違いを解説していきます。

ルームウェアとは部屋で過ごすための服

ルームウェアという言葉をネットや雑誌で見かけて、どういった服なのか気になった方は多いのではないでしょうか。ルームウェアの特徴を解説していきます。

部屋の中で着る服

ルームウェアは部屋の中で着る部屋着のことを指します。ジャージやスウェットなども部屋の中で着るとルームウェアとなります。近年では、家の中でもお洒落をしたいという消費者のニーズに答えて部屋の中専用の服が販売されるようになりました。ゆったりとしたデザインや見た目が可愛いものまで様々な種類のルームウェアがあります。

部屋の中で快適に過ごすことが目的

ルームウェアは部屋の中でくつろいだり家事をしたりなど、快適に過ごすことを目的としている服です。ルームウェア専用の服だと素材に特徴があります。柔らかい素材や肌触りの良い素材を使用したルームウェが多いです。朝・昼・夜と時間を選ばずに着ることができます。

締め付けずにゆったりとしたルームウェアがベスト

部屋の中でくつろぐのであれば、着用するルームウェアにはこだわりたいものです。ルームウェアを選ぶ時には、体を締め付けないゆったりとしたデザインや素材のものがベストです。ゆったりとしたデザインや素材のものであれば、リラックスした状態で過ごすことができます。

人前に出てもおかしくない格好を心がける

基本的にルームウェアは部屋の中で着る服なので他人の目に触れる機会はあまりないと言えますが、来客時や近所への外出に着ていくという人もいます。人前に出るときにはだらしなくならないように、おかしくない格好を心がけましょう。

パジャマとは寝るための服

快適な睡眠を心がけるためにパジャマを愛用している方は多いです。寝る時の服装としてこだわりのパジャマで寝ると安心して眠ることができて快適です。ここでは、パジャマの具体的な特徴を確認していきましょう。

寝るための服

パジャマとは寝るための服で、睡眠専用の寝間着のことです。普段着や部屋着とは違い、寝る時のみに着る服で用途が限定的です。安心して眠ることができるような工夫がされています。素材や機能性にこだわりがあり、季節や着る人の体質などに合わせた多種多様なパジャマが存在します。

締め付けずにゆったりとしたパジャマがベスト

快適な睡眠のためには着ていても不快にならないようなパジャマを選ぶ必要があります。締め付けがきついと寝苦しく、しっかりと睡眠を取ることができません。パジャマを着て寝る時には、締め付けないゆったりとしたパジャマを着ましょう。締め付けによる圧迫感は睡眠にとって大敵です。

パジャマで外出することはない

パジャマは、寝るときに着て、起きたら着替える服です。基本的にパジャマで外出することはないので、パジャマ姿を他人に見られるケースはほぼないといえます。そのため他人の目を気にすることなく好きなデザインのパジャマを着ることができます。

寝る時の服装をルームウェアと分けるべき理由

ここまでの記事を読んでルームウェアもパジャマもゆったりとした服がベストでありながら、寝る時の服装はなぜ分けた方が良いのか疑問に感じたのではないでしょうか。次の段落では具体的にルームウェアとパジャマの違いを解説していきます。

寝る時の服装を分けるべき理由1.吸湿性

寝る時の服装を分けたほうが良い理由として、吸湿性があります。睡眠中は多量の汗をかくとされ、その量はコップ1杯分にもなるとされています。寝るときに着ている服の素材によっては、起きた時に服が汗で濡れてしまっていることがあります。

汗で濡れてしまうと気持ちの悪い肌触りとなってしまい、あまりいい目覚めとは言えません。スッキリとした目覚めのためにも、吸湿性の高い服で眠りたいものです。快適な眠りのためにもルームウェアとパジャマの吸湿性の違いについて把握しておきましょう。

ルームウェアの吸湿性

Tシャツにスウェット、ジャージなど、カジュアルな服装をルームウェアにしている人も多いですが、寝間着にすると吸湿性や発散性に劣るため、朝起きたら汗でぐっしょり、というケースも珍しくありません。

パジャマの吸湿性

パジャマは質の良い眠りを得るために、吸湿性や発散性に優れた生地を使っていることが多いです。吸湿性が高いと汗を吸い取りやすく、起きた時に汗でべたつくことがありません。

発散性が高ければ熱を放出してくれるので、発汗した分の熱や水分を外に逃がしてくれます。一晩中快適な眠りに就くことができるように工夫されています。

寝る時の服装を分けるべき理由2.寝心地

ルームウェアとパジャマでは寝心地が違います。気持ちよく寝るためには、優れた寝心地は必要不可欠です。寝心地が悪いと眠りに入ってもすぐに目が覚めてしまったり浅い眠りしか取れない場合もあります。

睡眠がしっかり取れないと体調不良を起こしてしまうことに繋がりかねません。ルームウェアとパジャマの寝心地の違いについて確認し、寝心地の良い服で睡眠を取りましょう。

ルームウェアは動きやすさを重視している

ルームウェアは部屋の中で快適に過ごせるように動きやすさを重視している服が多くあります。就寝用に作られているわけではないので、寝るときに着る服としてはあまり適していません。

パジャマは寝たときに心地良いデザインになっている

パジャマは快適な睡眠のために素材や形にこだわって作成されています。肌触りが良いだけでなく睡眠中の体の変化にも対応しているため、寝心地が良い服だと言えます。

寝心地の良さを追求するならルームウェアとパジャマは分けた方が良い

ルームウェアとパジャマでは着る目的が違います。部屋着として着るのであればルームウェが向いていますが、寝る時には専用のパジャマを着た方が寝心地が良いです。寝心地の良さを求めるのであれば、しっかりと部屋着と寝間着を分けましょう。

寝る時の服装を分けるべき理由3.入眠儀式

入眠儀式というものをご存知でしょうか?入眠儀式とは、眠る前に毎日同じ行動を取ることで眠りのスイッチを入れ、自然に眠れるようにすることです。質の高い睡眠に影響を与えるとされています。寝ようと思ってもなかなか眠れないという方は、具体的な入眠儀式の手順について記載するので参考にしてみて下さい。

入眠儀式の手順

  • 寝る前にゆっくりとハーブティーを飲む
  • トイレに行く
  • 歯磨きをする
  • パジャマに着替える
  • ベッド(布団)に入る
  • 就寝

上記のような行動が習慣になっているとスムーズな眠りを得やすいです。毎日繰り返して行うことが大切で、難しいことをする必要はありません。普段何気なく行っていることを入眠儀式とするのも良いかもしれません。

脳を眠りモードに切り替える

ルームウェアからパジャマに着替えることで脳を眠りモードに切り替えることができます。毎日寝る前にパジャマに着替えることで眠る体制を作ることができるのです。体だけでなく心も眠る準備ができるため、自然と眠ることができます。

ベッドタイム

寝る時の服装を分けるべき理由4.清潔感

寝るときに重要なのが着ている服の清潔感です。汚れている服で眠ると、自分の体だけでなく寝具にも影響を与えてしまいます。

寝心地も悪いので熟睡とは程遠い眠りになってしまう可能性があります。ルームウェアとパジャマでは寝るときの清潔感に違いがあるので気を付けましょう。

ルームウェアは汚れが付きやすい

ルームウェアは生活の中で汚れやすい服だと言えます。ご飯を食べたり掃除をしたり、1日活動していると自分では気付かないうちに汗をかいているものです。

ルームウェアが生活の中で生じたホコリを吸っている可能性もあり、そのままベッドに入ると寝具も汚れてしまいます。不衛生な状態で眠ると身体を休めることができずに不快な気持ちで目が覚めることになるので注意しましょう。

寝るときは清潔なパジャマに着替えるのが望ましい

清潔なパジャマに着替えることで、効率的に身体を休めることができます。目が覚めた時には気持ちがよくて今日も頑張ろうという気持ちになります。

一日の終わりと始まりを清潔感のあるパジャマで過ごすことが健康的な生活には欠かせません。

寝る時の服装を分けるべき理由5.しわ

ルームウェアを着るうえで避けて通れないのが服のしわです。服の素材によってはしわができやすいものがあり、目立って不格好なイメージを他人に与えてしまいます。

何気ない普段の生活の中でできてしまうので、ルームウェアを着るときには気を付けたいものです。

就寝中はしわになりやすい

就寝中は背中や膝裏などしわになりやすいので、ルームウェアを着たまま寝てしまうとしわが付いてしまいます。1日中誰にも会わないなら良いかもしれませんが、急な来客や宅配便などでシワシワのルームウェア姿を見られる可能性もあります。

また、しわに気づかずに外出してしまうと恥ずかしい思いをすることになりかねないので、寝る時にはパジャマに着替えた方が無難です。

きれいな服装のほうが気持ちも良い

いくらルームウェアとはいえ、だらしない服装でいるよりきれいな服装のほうが気持ちも良いものです。普段からだらしない服装だと、外見的だけでなく内面的にもだらしない行動になりがちです。

きれいな服装を心がけることで自分だけでなく他人にも良い影響を与えます。しわのない服を着ることは、だらしなさを改善することにも繋がります。

寝る時の服装選びの注意点

ここまでの解説を踏まえて、寝る時の服装に向いてないものや、服装選びの注意点をご紹介していきます。そして、自宅で快適に過ごす服として人気のFoo Tokyoのルームウェアやパジャマをご紹介していきます。

寝る時の服装として向いていない服

洋服

私服として使っていた服

普段から私服として使っていた服はパジャマに適していません。特にジャージやTシャツは吸湿性や発散性がないので汗をかいたまま寝苦しい夜を過ごすことになります。

また、ジャージの袖口にはゴムが付いているものが多いため、就寝中に身体を締め付けてしまう可能性があります。

デニムのショートパンツ

デニムは生地が固く、ショートパンツとはいえ動作に制限が出てしまいます。寝ているときは寝返りを打つものです。寝返りを打てないと睡眠中にストレスを貯めることもあります。

固い服だと寝返りが打ちづらくなり、身体に負担を与える可能性があるのでパジャマにしてはいけません。

兼用はNG!でも寝る時の服装としても利用できる服とは?

天然繊維の服

綿やリネン、カシミヤなどの天然繊維で作られたゆったりとしたワンピースやワイドパンツ、Tシャツなどなら、パジャマとしても利用はできます。天然繊維だと吸湿性や発散性に優れているものが多いので、パジャマにしても問題ありません。

眠っていても邪魔にならなければ、寝苦しくならずに安心して睡眠を取ることができます。

一度パジャマにしたらルームウェアとしては使わない

パジャマとして利用するならルームウェアとしては使わないほうが良いです。兼用は不衛生で眠りの妨げになるので用途はどちらか一方に絞るべきです。

着替える手間を省くことができるかもしれませんが、着替えない方のデメリットが大きいので必ずパジャマとルームウェアを分ける必要があります。

Foo Tokyoおすすめのアイテム

1. シルクパジャマ


こちらは高級パジャマ・ルームウェアを扱うFoo Tokyoのシルクパジャマ。上品な色合いやデザインがまず目に付くおしゃれなパジャマですが、その素材はなんと”着る美容液”とも呼ばれるシルク100%です。

縫い代にまでこだわった極上のパジャマで、人生の1/3もの時間を占める睡眠を良質なものにしてみませんか。

2. スビンコットン ロング ワンピース グレー


こちらはルームウェアにおすすめのスビンコットン ロング ワンピース グレーです。素材はこだわりのコットン100%で、中でも、全世界で僅か0.1%しか採れない、宝石の綿とも言われる最高級の「スビン」を贅沢に使用しています。

スビンコットンは手摘みによって収穫しているので、繊維が傷むことなく、高品質な繊細な糸となるためシルクのようなしっとりとした肌触りが特徴です。

非常に柔らかい薄地の生地、形にこだわったフリル袖と、ワンピースの上品なシルエットをお楽しみください。

3. スビンコットン ワイドパンツ 裏起毛 ネイビー



こちらルームウェアにおすすめの スビンコットン ワイドパンツ 裏起毛 ネイビーです。スビンコットンを贅沢に利用したアイテムとなっていて、締め付けを感じないストレッチ加工でストレスフリーな着心地を実現しています。足元までストンと落ちるワイド丈のデザインのため、座っていても、横になっていても、楽に過ごすことができます。

また、ルームウェアとしては嬉しいポケットつきのアイテムのアイテムになっています。その上、ポケットは外側に付属しているため、ポケットの袋が太ももにあたって、違和感を感じることもありません。肌に触れる部分には縫い目などの生地が触れることのないような縫製を行っています。

スビンコットン 5分袖 プルオーバー 裏起毛 ネイビーとセットアップでコーディネートするのがおすすめのルームウェアです。

忙しいときほど寝る時の服装にはこだわろう!

女性 ベッド くつろぎ

仕事や家庭、プライベートで忙しい女性は質の良い睡眠を取りたいものです。睡眠不足だと美容に悪影響を与える肌荒れを引き起こしてしまったり、生活のリズムの狂いから生活習慣病になってしまったりなど身体に良い影響が全くありません。

ちょっとした違いからでも質の良い睡眠を取ることができるので、毎日清潔感のある服装で眠るよう心がけることをお勧めします。

睡眠をしっかりとって身体の疲れを癒し、健康的に生活したいのであればルームウェアとパジャマはしっかりと分けましょう。